A-Wing Starfighter
バンダイ製1/72Aウイングスターファイターです。モデルグラフィックス2016年7月号に作例として掲載されたものです。Aウイングのプロップは2種類製作されておりキット化されたのは写真が多数残っている赤い塗り分けにはみだし部分がある機体です。今回はもう1機の赤い塗り分けにはみ出しが無くデス・スター2内に突入する機体を再現しました。右尾翼にダメージがある状態の写真もあり、プロップ同様ダメージの有無両方の状態にできるようにしています。考証に関してはプロップ研究家の鷲見氏にご協力いただきました。 電飾ですがエンジンノズル内のパーツが透明に成形されており容易にLEDを仕込めます。電球色の5mm砲弾型LEDを内蔵しコクピット内は3mmLEDをコンソール前に挿入、0.25mm光ファイバーを引いてあります。 パイロットは腕パーツをX-WINGパイロットの立像から持ってきて操縦桿を握らせました。よく議論になるパイロットの大きさですがこちらのプロップはパイロットが小さいのでキットのものを使う方がイメージが近いです。 機首先端の白いパーツB1とB7は先端が太くなっているので、機首部を細く削り込むとプロップにより近づきます。砲身パーツB9が若干太いので砲身の白い部分を1.5mmの真鍮パイプ、赤い部分をキットのパーツを削って2.3mmに細めたものを組み合わせました。各部にある小さめの弾痕表現はヒートペンで着弾部周辺が捲れ上がるようにしています。 おまけとして右尾翼の破損状態のパーツも製作しエンジンごと交換できるようにしました。 ベースはデス・スター2の建造中部分をイメージしたものを流用パーツで製作しました。 使用キット・・・バンダイスピリッツ製 1/72 Aウイング・スターファイター