Y-WING Starfighter Gold Leader
バンダイ1/72Yウイングスターファイターをキットの仕様であるGOLDリーダー機として制作しました。モデルグラフィックス2015年9月号の作例です。 このキットはGOLDリーダー機に特定してプロポーションや流用パーツも正確に再現されていますので、プラの太さや厚みが気になる部分を中心にディテールアップし電飾を仕込みました。 電飾はコックピット前に電球色LEDを内蔵し光学繊維でコンソールを光らせます。R2ユニット内に色が変化するLEDを内蔵。エンジンは裏から開口し3mmピンク色LEDを挿入。 パイロットは一体成形で操縦桿が握れないので現用パイロットから両腕を移植しました。キャノピーは枠のみを使用、裏から薄く削り込みます。完成後もコンソールが見えるようキャノピー枠を切断、ヒンジを作り開閉できるようにしました。 機首は黄色パーツを貼った後擦り合せて完全に面一にし凸モールドを0.25mmプラ板で再生。機首先端のレーザー砲が太いので0.8mm+1.1mm+1.3mm+1.6mmの真鍮パイプの組み合わせで作り直します。キャノピー上のイオン砲も砲身を0.5mm真鍮パイプ、外側の細い支柱を0.3mm真鍮線に交換しました。 胴体上のパイプは一部を0.5mmの真鍮線に置き換えます。エンジン後部の円型方向制御機はトラス部分が少々太いので0.3mmプラ材で組み直し、板部分も薄く削り込みました。エンジンと方向制御機を繋ぐT字型の支柱を0.4mm厚のプラ材と真鍮板を組み合わせたものに交換し断面がT字になるようにしました。 機体色はMr.カラーの311とバーチャロンカラーのウォームホワイトの混色、黄色の帯はMr.カラーのダークイエローに311と黄橙色少々。スミ入れ〜ウォシング後、ツヤを消したクリアブラウン、スモークグレーを使い分けてコートし黄色味や薄汚れた感じを加えます。最後に濃いグレーのパステルで弾痕や帯状の汚れを描き込みました。 使用キット・・・バンダイスピリッツ製 1/72 Yウイング・スターファイター