MAGA SACHIKO
紅白歌合戦のラスボスこと「メガ幸子」を制作しました。2019年の第8回テングモデラーズ「歌モケイ」のために制作したものです。歌→紅白歌合戦→小林幸子→ラスボス!というシンプルな連想を形にしました。リンドバーグのヴィジブルウーマン(約1/4の人体模型)を改造して巨大なメガ幸子を1/24で再現しました。 2009年の第60回紅白歌合戦で小林幸子はこれまでの集大成とも言える衣装で現れ「万葉恋歌 ああ、君待つと」を熱唱、観客の度肝を抜きました。全高8m、総重量3トンの巨大な「メガ幸子」の手に本人が乗るという、もはや衣装なのか大道具なのか判然としない圧倒的な姿は「ラスボス」の愛称のきっかけとなりました。この衣装?は現在でも保存されており、時々イベントや歌番組などに姿を表します。2019年のテングモデラーズ展示当日の夜もNHKの特番にメガ幸子が登場するサプライズがありました。 ここでは2009年のメガ幸子、初登場時の衝撃の姿を再現しています。 顔はヴィジブルウーマンの顔にひたすらエポパテを盛り削りを繰り返し造形。目はパラボックス製のドールアイ、100円ショップの付けまつげを短くカットしたものを組み合わせました。装飾類はユザワヤでアクセサリー用の金属パーツやビーズ類を大量に購入、当時の映像や写真を見ながら雰囲気合わせつつ使用しました。手首はボークスのドルフィーのもの。 小林幸子本人は林浩巳氏原型の1/24着物娘の体にマスターボックス1/24ピンナップガールの顔を組み合わせ改造。 使用キット・・・リンドバーグ製ヴィジブルウーマン