Guipellon-class Astro Carrier Lambea
ンダイ製「1/1000多層航宙母艦ランベア」モデルグラフィックス2014年3月号に作例として掲載されたものです。 大エンジンにはピンクの3mmLEDを6個、小エンジンには1個使用。艦橋は裏から窓を抜き電飾しました。レーダーや各アンテナは薄々に削り込みます。飛行甲板の電飾は薄々に加工した3mmLEDに柔軟性の高い0.25mm光学繊維を繋いで誘導灯を光らせました。チップLEDの方が仕込みやすいのですが光学繊維に繋ぐことを考えて敢えて砲弾型を使用しています。飛行甲板のディテールアップに際し現用空母の甲板を参考にしました。カタパルト部分は両脇に0.3mm角プラ材、中央にスジボリ入りプラ板を横方向に細切りしたものを組み合わせると劇中イメージに近づきます。パッドアイは0.3mmドリルで開口します。4連装対空砲は砲身を真鍮製のクリッパーモデルズDタイプ砲身に交換。 艦載機であるスヌーカはプロポーション良好ですが各アンテナや翼がプラの制約で厚めです。翼端を薄く削り込み、アンテナは真鍮線に交換、ミサイルもプラ材で作り直しました。尻餅つくのも気になるので尾部に0.2mm真鍮線をつっかえ棒として差しました。 塗装ですがラインはデカールは後々の汚し作業を考え塗装で表現しました。まず甲板をラインの色としてガイアカラーのニュートラルグレー2で全面塗装、デカールを参考に細切りマスキングテープでライン部分をマスキング、その後甲板の地のグレーを塗るのが効率的です。甲板の色合いは現用空母風の明るめのグレーとしてニュートラルグレー3をベースに白とバーチャロンカラーのストームダークパープル少々混ぜたもので塗りました。汚しまで済ませ飛行甲板全体をマスキング、格納庫内や天井も塗装してから組み立てます。ランベアの船体色は紫でリアリティを出す為には明度を上げ、ギリギリ紫に見えるくらいのグレーを狙いました。まず黒やマホガニーでムラをつけて下地塗装、その上からストームダークパープルをベースにニュートラルグレー3を混ぜたもので色をのせます。さらにニュートラルグレー2を混ぜたもので明るい階調をつけます。下地の黒を透けさせた部分は青っぽい紫、マホガニーを残すと赤っぽい紫となり巨大な船体が単調になるのを防いでくれます。 使用キット・・・バンダイスピリッツ製1/1000 多層航宙母艦ランベア