Go! Go! Magicmirrorgou
マジックミラー号…SOD社によるこの車を用いたDVDシリーズは多くの男性に夢を与えてくれました。コンテナの3面にマジックミラーを備えることで外から見るとただの鏡貼りの車、しかし中からは外の景色が丸見えであたかも公衆の面前で露出プレイしている感覚を味わえます。 この作品は2013年12月の「第2回TENGU MODELERS展示会クルマ模型」用に製作した作品です。 まず対象を深く知る為に「全く興味のないDVD」を買い集めて研究したところ、元の車は「三菱ふそうキャンター」旧型と判明。アオシマが1/32でキット化しているのでそれをベースに改造することに。運転席周辺やタイヤはキットを使用、コンテナ部や内装はプラ板で自作しています。ミラーは実際に2mm厚のハーフミラーを使用。 ハーフミラーは暗い方から見ると透けて見え、明るい方から見ると鏡となります。つまり実車は夜周囲が暗くなってしまうと中が丸見えの「逆」マジックミラー号になってしまいます(それを避ける為にカーテンが装備されています)。今回はその「逆マジックミラー号状態」を逆手に取り、電飾ギミックと組み合わせることで外観と内装、両方楽しんでいただけるよう工夫しました。車内とベース天井のLEDが交互に発光することで、ミラー部分が鏡になったり、透けて中が見える状態が交互に楽しめます。電飾をコントロールするPICは友人のどろぼうひげ氏に制作をお願いしました。 今回主演女優はモデルカステンのさやか先輩。未成年なので着衣状態です。デキがよいのでローファーを削っただけです。ツヤ消しエナメルを薄々に溶いて塗りました。男優はミニアート製のドイツ軍アフリカ兵の上半身裸のフィギュアの下半身を削って改造。男優らしくテカテカに塗りました。カメラマンはブロンコモデルの16mmフィルムを回しているイギリス兵から改造、カメラは業務用っぽく改造。電飾ギミックを生かすため、ベースには4面囲い暗い状態としました。 使用キット・・・青島文化教材社1/32三菱ふそうキャンター ワイドキャブ